断酒5年2012/04/05

早いもので、断酒をしてからもう5年が経ちました。

「断酒カウンター」の記録によると...
http://ww2.wt.tiki.ne.jp/~jirou_kasa/sindan/danshcun.html

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 さすがですね。断酒開始日の2007年3月30日(金)から数えると、もう1833日間の断酒達成です。一日一日の積み重ねが、この記録を作ったのですね! (^o^)丿
 良ければ、断酒継続期間中に節約出来た酒代の計算も出来ますので、参考にしてご自身へのご褒美を考えてみて下さい。

一日当たりの酒代 552 円。
断酒期間中に節約出来た金額は 101万 1千 816円になります。

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 やっぱり「禁酒セラピー」の本が転機だったかなあ。
飲酒によるストレス解消は解決にならない、ストレスの元となる事案を解決していくべき、
という考え方が私には合っていたのかもしれない。

 出先で少しリラックスしたい時なんかに、普通に(適量を)飲める人はいいな...
とちょっとうらやましく思うことはあるけれど、毎日大量に酒を飲んでいたころの体調の悪さ
を思い出すと、ふたたび酒を口にするという発想すら起こらないのだった。

よし放題20112011/12/16

よし放題

このたび息子と音楽ユニット「よし放題」を結成しました。
今回は2011年11月~12月にかけての活動の模様をお伝えします。

(以下はyoutube動画へのリンクです)
よし放題 2011_12
http://www.youtube.com/watch?v=3jrKBnj_W8s


大竹君とのユニット「好き放題」もよろしくお願いします。
好き放題blog
http://sukihodai.seesaa.net/

私の家庭での放射能対策2011/11/10

福島第一原発の事故発生以降、私の家庭(東京都大田区在住、夫婦と幼児の3人家族)で
行っている放射能汚染対策や、私個人の汚染に対する認識について記しておこうと思います。

放射能汚染についてあまり気にしていない方にとっては違和感のある部分もあると思いますが
こういう考え方の家庭もあるのか、と寛容にとらえて頂ければ幸いです。

私の家庭と同じ様にいろいろと対策をとられている方であっても、これは確かに納得できるが
ここはちょっとうちとは考えが違うな...と、意見の異なる部分もあるかと思います。
また、住んでいる地域やその他の環境によって、必要な対策も、現実的にできることの範囲も
大きく変わってくると考えています。その上で、記したことが何らかの参考になれば幸いです。


・汚染についての認識等

私は主に過去の定時降下物のデータを参考にして、放射性物質が降った量と場所から、
どの地域がどの程度汚染されているか、その影響を考えるようにしています。
また、さまざまな汚染マップや、基準値を超える食品の報告なども参考にしています。

定時降下物のデータ
http://p.tl/4oGt

各種汚染マップまとめ
http://savechild.net/map

様々な検査・測定結果について、ヨウ素・セシウムについては検査対象となっていますが
ストロンチウム・プルトニウム等についてはほとんど検査が行われておらず、はっきりした
汚染状況はわからないため、いろいろなデータはあくまで参考値として捉えています。

身の回りの汚染に関しては、自分でガイガーカウンターを使用して計測した限りでは
現在の空間線量であれば、外部被爆についてはそれほど深刻に考えていない、というのが
正直なところです。

しかし、雨や土が吹き溜まりのように集まるところを計測すると、やはり警告音が鳴るような
高い値が出ますので、確かにこのあたりにも降っているのだ、ということは実感として確認できます。

降り積もったものが風によって巻き上げられることや、現在も福島第一原発から継続して
放出があることなどから、放射性物質を呼吸によって吸い込むことによる内部被爆については
脅威に感じ、注意するようにしています。


・水

自宅での飲料水は、ペットボトルのものを通販で購入して利用しています。
夫婦2人と幼児で、気温によっても変わりますが、だいたい1日に2Lのものを2~3本消費しています。

天然水とあるものはおそらく地下水を汲み上げているので、東日本のものでも問題ないと思っていますが
私の家庭では以下のネット通販店で見つけた西日本のものを主に利用しています。
大体12ケース程度をまとめて注文しています。
http://item.rakuten.co.jp/misono-support/b21-68/

飲む分や味噌汁・炊飯など、全量を体に摂りこむ分については上記の水を使っています。
米をとぐのに使う分や、乾麺を茹でる湯など、ほとんどを捨ててしまう分については、ブリタを通した
水道水を使っています。

たまに外で食事をした時などは、飲む分・調理に使う分とも水道水になりますが、水道局の発表では
一応の「未検出」が続いていることと、摂る量・頻度もかなり限られることから、外で摂る分については
許容範囲内のリスクと割り切って考えています。


・野菜

特定の地域の作物を避けることについて、食べ物への敬意という問題や、生産者の方の心情を思うと
心苦しく、葛藤は常にありますが、汚染の疑いがあるものを「食べる」ことで支援するということは、
私はするべきではないと一貫して考えています。

ホットスポットの存在を考えると、同じひと続きの畑の中でも、ほとんど汚染がない部分もあれば
数メートル離れた場所に高濃度の汚染箇所があってもおかしくないと考えています。
また、雨や風の影響で、汚染箇所は日々移動したり広がったりする可能性もあると考えています。

土壌検査や、農作物の抽出検査がどれ位の密度で行われているのか、地域によってもばらつきがあると
思いますが、かかる人手や機器、費用、時間...を考えると、おそらく漏れの無いような密度での
検査を行うことは不可能だと思っています。加えて、現状の基準値についても緩すぎると感じています。

そのため、スーパーに並んでいる野菜の中にも、とんでもない濃度の汚染を受けたものが混ざっている
可能性も十分あると考えています。(実際、茶葉等ではそのケースがあったと記憶しています)
また、食べてしまっても味・匂いではわからないので、それと気付くことはできません。

主に上記の理由から、私の家庭では野菜は西日本産・北海道産のものを購入するようにしています。
具体的に、以下の都道府県の産地のものは購入を避けています。

 福島・宮城・岩手・山形・茨城・群馬・山梨・栃木・埼玉・東京・神奈川・千葉・新潟・長野・静岡

ネット通販で九州の野菜を取り寄せたこともありましたが、野菜の性質上どうしても欠品があったり
状態の良くないものがあったりと、それは仕方のないことではありますが、がっかりすることもあるので
基本的に実店舗で探して購入するようにしています。

私の家庭の場合は、幸いクルマで20分程のところに川崎という大きな街があり、京都に本社を置く
「八百一」の店舗のほか、自然食品の店や成城石井などもあるので、近所のスーパーで手に入らない
ものを補足するため、週1回程度の頻度で買出しに行っています。

季節にもよると思いますが、「八百一」は高確率で京都産のほうれん草・小松菜などがあります。
(ない時もあります)
http://www.kyoto-yaoichi.co.jp/shop/index.html

また、私の家からは少し行きにくいので行ったことはないのですが、武蔵小山の自然食品の店で
西日本産の野菜を扱っているそうです。
http://ogaraiguma.exblog.jp/


・肉・魚

豚肉・鶏肉については、九州や四国のものが手に入ることが多いためそれを利用しています。
産地がわかるものは大抵「○○豚」「○○鶏」とブランドが付いていて多少値が張りますが
私の家庭ではもともと肉を摂る量が少いので、そうしたものを利用しています。

牛肉については、私の家庭ではもともと(嫌いではないのですが)ほとんど食べる習慣がないので
事故後も購入していません。

魚についても、もともとあまり食べない方だったのですが、魚自体が海を広く移動するだろうことや、
産地の決まり方がよくわからないこともあり、北海道産のものについても購入を避けています。
また、以前は静岡産のシラスをよく食べていましたが、事故後は避けています。
最近はたまに海外産の塩鮭などを買って食べたりしています。


・米

震災があって間もないころ、米の備蓄が必要だと感じ、備蓄には玄米の方が向くという情報もあったので
わりと早い段階で精米機と、真空パック加工された玄米などを購入しました。
現状は備蓄用に購入した22年産のものがまだあるので、つど精米して(または玄米で)食べています。

九州産の米の価格が高騰するだろうと予想していましたが、そうでもない様なので、長期的には九州産
や四国産等の新米を購入して食べていこうと考えています。


・その他食品

昆布については、22年産のものをある程度買い置きしておこうと思いながらまだ実施していません。

納豆については、原料が「国産」の記載のものは避け、海外産や北海道産の大豆のものを選んでいます。

ブラックジンガー(玄米を焙煎したもの)とリブレフラワー(玄米の粉末)については、現在は22年産の
原料を使用しているということなので買い置きをしました。

牛乳については、もともと飲む習慣がなかったのですが、最近「霧島山麓牛乳」(ロングライフ牛乳)
の200mlパックを、水を購入するついでに1ケース購入してみました。90日ほど常温で持つようです。


・洗濯・掃除

事故後は洗濯物を外に干さず、室内で干すようにしています。
私の家庭ではシャボン玉石鹸の液体洗剤を使用しているのですが、部屋干しだと日光消毒ができず、
気温の高い時期など雑菌が繁殖すると匂いが出るため、除菌のために同社の酸素系漂白剤を少量混ぜています。
いろいろ試しましたが、それと扇風機・除湿機を併用することで匂いもなく快適です。

掃除については、方法は以前とあまり変わらないですが、掃除機をかけたり、拭き掃除をする頻度について
意識して増えていると思います。

また、事故後は窓を長時間開け放しにすることはなくなりました。
換気のために、風が強くなければ短い時間解放することはあります。


・外出

主に放射性物質を吸い込むことのリスクを考え、子供の外遊びについても、風の強い日は避けるように
しています。

用事があって出かける際も、風が強ければ子供はなるべく地面を歩かせず、抱き上げて顔を自分の胸に
密着させる等して、極力砂ぼこり等を吸い込まないよう配慮しています。

以前は家族で広い芝生のある公園などに行くのが楽しみでしたが、事故後はあまり行っていません。

ただ、風が強い日でなければ、基本的には散歩や買い物などの外出は普通にしています。


・移住について
 
事故が起きた直後、すぐに避難や移住を考えましたが、今のところ具体的に移住に向けての具体的な活動は
していません。ただし、移住するべきかどうか、いまだに考え続けてはいます。

食品からの内部被爆については、東京でも食材に気を付けること等でリスクをかなり減らすことができると
考えています。しかし、呼吸によって吸い込む分について、どれだけのリスクがあるのか、そのリスクと
仕事のことや、病気のある母親、妻の両親の存在などを勘案して悩み続けています。

ただ、これは過ぎたことですが、事故発生直後の期間は、1ヶ月程度でも、妻子だけでも西へ避難させた方が
良かったかと考えています。


・・・
以上、とりあえず思いつく限りを書き出しましたが、また何か気付いたことがあれば更新するかもしれません。

大晦日に2010/12/31

新宿御苑にて
今年は夏ごろからいろいろな事が続いておこり、
ばたばたと駆けまわっているうちにもう年の暮れになってしまった。

父親の死を知らされたのが8月の初めのことだった。
私にとっては既に過去の人で、今さら関わりも無いことだと思っていたが
戸籍上は籍を抜いていても親子関係に変わりはなく、負債の相続が発生するのだ...と聞いた時は
悪霊に内臓をぎゅっと握られたような気分がした。
暑いさなか役所や裁判所をいくつもまわり、相続放棄の受理通知が届いてはじめて人心地がついた。

その間に母親が血尿を出し、病院へかかることになった。
R病院では、結石があるようだということで入院、破砕術を試みたが改善せず退院となった。

その後の検査で子宮頸がんの疑いありということでT医大へ移り精密検査を行ったところ
進行した子宮頚がん(IV期)であり、膀胱への浸潤もあるということだった。
既に手術はできない状態で、放射線の腔内照射が有効だが、T医大にはその設備がないとのことで
その場で紹介状を書いてもらい、癌研へ移ることにした。
どの病院でも検査や結果待ちなどで何日もかかり、入院できたのはもう10月も半ばを過ぎた頃だった。

告知から入院までの日々は、母の心の状態を案じ、私の家で寝泊りしてもらっていたが
息子(孫)とふれあっている間は終始笑いが絶えず、私としてもずいぶん助けられた。

母はがんについての知識も乏しく、低い生存率のことも知らないのが幸いしてか、入院してからは
常に前向きな気持ちで治療に取り組んでいた。
ただ、一通りの治療を終えて退院する頃には治療の副作用もあり、体力的にもかなり落ちており
10日間ほどだが、私の家で療養生活をしてもらった。
がんに良いと思われる食事や生活など、ともに考え親身に世話をしてくれた妻にはほんとうに感謝している。
本人の希望もあり、実家に戻っていったのがもう12月の半ばのことだった。

そうしたばたばたのなか、あっという間に季節が過ぎてしまったが、息子はこの数ヶ月でぐんぐん成長しているのだった。
夏ごろは、ようやくハイハイしていた位だったろうか。今では手を引いて散歩する日々である。

いろいろな事があったが、仕事もあり、家に帰れば妻があたたかい食事を作ってくれ、息子の笑顔も見れる自分の境遇を考えると
とくに今年がひどく悪い年だったと思う気にもならないというのが今の気分である。

読書の秋2010/09/28

(先月の写真だが)

イッチョマエに、むつかしい顔で本を読んでいる

twitterはじめました2010/05/22

寂しさに負けた訳ではないが、世間に負けたという気はしないでもない。
http://twitter.com/yoshinunma

初節句2010/05/04

(立派な子供武者の前で、ぴょこぴょこしてぶれる息子)
(立派な子供武者の前で、ぴょこぴょこしてぶれる息子)

 自分の小さい頃の写真に五月人形が写っているのを見たことはあったものの、それがまだ押し入れの奥にある筈だというのを聞いた時には少し驚きもし、実家というのはまだまだ何が眠っているかわからないものだと思った。

赤ちゃんの舌癒着症・舌小帯切除について2010/05/01

 先日、母乳育児の相談・施術所のような所に妻子の付き添いで行き、そこで乳児の
「舌癒着症」と「舌小帯」の切除についての話を伺いました。
初めて聞いたことで、家に戻って自分なりに調べてみると、いろいろと考えるところがあり
また、ネットでの情報が少ないということもあり、書いておく必要を感じ
個人的なブログの記事ではありますが、私見を書きとめておくこととしました。
今後、同じような事例で検索をされる方の参考になればと思います。

 舌癒着症という言葉がありますが、これには2つの意味があるようで
それぞれ分けて考える必要があるように思いました。

 ひとつは、一般の小児科や耳鼻科・口腔外科などでも切除が必要とされる場合があるもので
舌の裏側の筋というかひだ(舌小帯)が極端に短いことによるもので、こちらは以下の症状・特徴があるようです。

・舌を前に出せない(下唇より前に出せない、上の前歯の裏へつけることができない)
・筋(下小帯)に引っ張られることにより舌の中央部分が引っ張られ、舌の先端がハート型になる。
 (舌を前へ出そうとすると顕著になる)
・舌を自由に動かせないため、哺乳が困難となり発育に影響がある。
...等

 上記の症状・特徴がある場合でも、すべてのケースで切除が必要な訳ではなく
成長により改善することも多いため、切除が必要かどうかはその程度により判断するというのが一般的なようです。
私の息子については、観察している限りでは上記に当てはまらないようです。

 もうひとつの意味合いは、一般には広く認知されてはおらず、一部の医師や自然育児の団体が提唱しているもので
同じく舌の裏側の筋・ひだ(舌小帯)を扱うものですが、その程度というか、手術が必要だと判断する際の尺度が異なるように思います。

 こちらは、提唱する医師・団体の側からは、特徴として以下のようなことがあげられているようです。

・手足が冷たい
・夜泣きをする・ベッドに置くと泣く・寝つきが悪い
・母乳の飲み方が下手(むせる・母親の乳首を痛めるなど)・授乳中に寝てしまう
・指しゃぶりをする
・げっぷ・おならをよくする
・反り返る姿勢をとる
・視線があわない
・頭の形がきれいな丸でない(左右で形が異なる・絶壁など)
・成長が遅く、寝返りや発語などが遅い
...等

 もちろんその程度によって異常・正常を判断する必要はあると思いますが、これらは乳児であればほとんどあてはまる
事項のように思います。
提唱する側としても、95%の赤ちゃんが該当するとしています。

 こちらは、上記の症状・特徴をもって「舌癒着症」だとして、手術(切除)を薦めることを提唱している医師の側としては
多くのケースで手術の対象になると判断するようで、そうした医師のもとへ受診した場合は、ほとんどが手術を薦められるようです。
言い換えれば、ほとんどすべてのヒトはこの手術を受けるべきだ...ということのようです。

 私は医学については素人であり、また、単にネットで調べた程度の理解ですのでいろいろと認識違いはあるかと思いますが
私のいまのところの印象では、後者の事例は、必ず治療が必要な「病気」というよりは
「舌小帯を切ることによって、赤ちゃんの状態や母乳の飲み方がよくなることがある」
という程度の説明の方が適当なように感じました。

 私が付き添いで行った所では、息子は後者の(一部の医師が提唱するところの)意味合いでの「舌癒着症」だということで
冷えや泣き、哺乳の問題などを含めて説明を受け、提携する医院での受診を薦められました。
また、同じ意味合いでの舌癒着症についての冊子(マンガ)を読むように言われ、目を通しました。

 その時は、初めて聞いた事柄でもあり、これはよく調べて、必要であれば処置しないといけないのかな、と身を硬くしましたが
それ以前に、その薦める口ぶりや、冊子の論調において疑問がありました。

 薦める口調としては、この子はこんなに問題がある、このまま放っておくと親も子も辛いままだけど、手術をすればすべて
改善していい循環ができる。いままで理由がわからず苦労したと思うけど、実はこういう理由だった訳で、手術でそれを取り除けば
すぐに楽になれる、やるならすぐやらないといけない...
という趣旨のことを話され、冊子においてはそれが更に飛躍しており、皆がこの手術をすれば戦争もなくなるということも書いてありました。

 その薦めかたについては、印象としては胡散臭いものだと感じ、上でも少し意地の悪い書き方をしましたが、不安を煽るという点でかなり問題があるものだと思います。
ただ、いったんその(勧誘方法の)問題を別にして考えた場合、実際にその手術が必要なものかどうか、また息子のためになるかどうか
どちらとははっきりわからないというのが正直なところです。
現在、一般的には(日本の一般的な小児科・耳鼻科医の学会の見解としては)特に深刻な状態でなければ切除は必要ないとされていますが
単に長い歴史の中で、振り子がそちらの方に振れているというだけで、将来的に、やっぱりすべての子に切除が必要だという認識に変わるかもしれないとも思います。

 ただ、必要か不要かは結局わからないものの、母乳育児の様々な悩みを抱える母親に対しての、なかば霊感商法のような、
不安を煽る手術の薦めかたについては、大きな疑問と憤りを感じます。

 同じことの繰り返しになりますが、すべての子が手術をした方がよいかどうか、一部の医師の提唱する内容が正しいかどうかという点についていえば
私はそれ自体を否定はしていません。

 授乳のトラブルや夜泣きで疲弊して、母乳育児や、あるいは育児自体も耐えられない状態にある母親について
メリットとデメリットをよく理解した上で、手術を受ける選択をするということ、またその選択肢が用意されている状態は
歓迎すべきことだと思います。

 私が問題と感じているのは、不安を煽るような勧誘の仕方によって、様々な悩みを持った母親たちが
必ず手術を受けさせなければいけないのだと思い込み、もともとあった筈の、手術を受けるか受けないか、
という選択肢を奪われてしまうことです。

 私個人としては、舌小帯の切除については、いのちに関わるような、または障害が残るようなことでもなければ
子どもの体にメスを入れることでもあり、なるべく避けた方がよいだろうというのが今のところの心情です。
からだの部位のうち、何らかの役割をもっている(あるいは、いた)部分について、自然な状態に手を入れて
変えてしまっていいものかという思いもあります。

 もちろん、授乳をしているのは私自身ではなく妻であり、妻が抱えている授乳・子育ての様々な悩みや
からだの感覚としての痛み・辛さも想像でしかなく、また、赤ちゃんの状態についても
私の持っている印象とは異なる筈で、そこにはまた別の心情もあると思います。

 よく考え、話しあった結果として手術を受けさせようという話になれば、それは家族としてそういう選択をした
ということで、誰からも、賞賛も責められもするいわれはないと考えています。
もちろん、私も子に切除手術を受けさせたという方々について非難するつもりはありません。

 親が自分の子について、できるだけ自然に育てたい、と口にするとき、そこには様々な矛盾があると思います。
家の中で育てるにはおむつをあてる必要があるし、夜は必要に応じて電気の灯りをつけます。
あるいは、半ば義務となっているような予防接種について、あまり深く考えずに接種を受けさせているかもしれません。

 実際には存在しない「本当に自然な状態」を手にすることは現実的ではないですが、必要なのは
様々な物事や処置について、なぜそれが必要なのか、他に選択肢はないのか等を理解し、
よく納得してから自分の意思をもって取り入れることだと思います。

 話が広がりましたが、舌小帯の切除について、不安を煽られたなどで迷われている方は、近所の小児科や総合病院を受診して相談するなどして(一般的な尺度での「異常」ではないかどうか等を確認して)いったん冷静になり
一部の医師・団体の主張だけでなく、また、一般的な小児科医・耳鼻科等の見解だけでもなく、
双方の主張するところやメリット・デメリットをよく調べ、理解された上で
自分の意思により判断されるとよいなと思います。

背ばい!背ばい!(高見山)2010/03/24

気がつくと、仰向けのまま足を蹴って移動し布団を抜け出していた息子。
目が離せなくなったな...

こんな夢を見た(四)2010/01/26

 大学か高校のようだが、とにかく古く大きな木造の校舎である。
教室で授業を受けていると、教師が、この後は別の教室に移ってテストを行うという趣旨のことを言い、時刻とその教室番号を板書した。
半ば怒ったような口調で、必ず時間通りに来るよう繰りかえし、普段のわれわれ生徒がだらしないという意味のことも言っていた。
怖い先生だなと思い、気をつけて早めに教室を出たものの、途中トイレに行ったり、少し迷ったりして、指定された教室へは結局時間ぎりぎりに駆け込むかたちになってしまった。

 息を切らして教室の扉を開けると、先の教師が入り口に立っており、なぜだか満面の笑みで大きな紙袋を渡してきた。
はいよくいらっしゃいましたね、さあさあこれを持っていってね、奥の方もどうぞよく見て行ってくださいね、と、先ほどとは違い、陽気なおばさんのような話し方である。
紙袋の中を見ると、野菜や、パンケーキのようなものなどいろいろ入っている。
おや、この先生はこんな人だったかな、この紙袋は何だろう、といろいろ疑問に思うことはあったが、彼の勢いにおされるかたちで教室の奥へと追いやられた。

 教室いっぱいを使ってコの字型に机が並んでいる。その上には紙袋にあったような野菜やパンケーキのほか、クッキーや手芸作品、植木などいろいろなものが並んでおり、バザー会場のようである。
他の生徒も既に集まっているが、みな楽しい雰囲気のなか笑顔でおしゃべりや買い物をしている。

 そうしていると、だんだん教室が暗くなり、自然と話し声も静かになった。
そこだけスポットライトのように照らされた教壇に件の教師が立つと、他の生徒もみな教師が何を言うのかとじっと見ている。私も息を詰めて様子をみていた。

 教師は教壇に両手をつき、顔はまっすぐ前を向いていたが、よく見ると、左右の眼がそれぞれおかしな方を向いており、どこを見ているのかわからない。
そのままゆっくりと口を開いたかと思うと、うようむう、えれえうえ、と、おかしな声をあげるばかりである。

 私も含め、みなしばらくぽかんとしてその様子を見ていた。
私もしばらく立ちつくしていたが、これはおかしい、このままでは駄目だと思い、少し躊躇したが勇気を出して挙手し、声をあげた。

 先生、テストをやるということでここに来た筈ですが、まだテストはしないのでしょうか。
 15分から開始という話でしたが、もう40分近くですし、もしやるのであれば早くやらないと時間がなくなってしまうと思うのですが。

 私がそう言うと、教師は急に物凄い顔でこちらを指差し、よし、と叫んだ。と同時に、あたりが明るくなった。
教師はそれから落ち着いた風で他の生徒に向けて、いいですか、今のが正解です、と言い直した。

 私はまだどきどきしながら、言ってよかった、よくわからないがこういう試されかたもあったものかと思った。
ちょっと優等生ぶってしまった、と照れる気持ちもあったが、やったぞ、と誇りに思う気持ちの方が強かった。
他の生徒は、まだ呆気にとられているのか、ぴんときていないようだった。

 その後は、気が付くと観光バスで山道を走っていた。バスには他の生徒も乗っており、遠足のようだった。
車窓から見える山々が美しく、こういう景色を妻や息子にもたくさん見せたいものだと考えていたら目が覚めた。