タワー音泉2008/11/27

 少し前のこと。久々に渋谷のタワーレコードへ。アバンギャルドのコーナーに行くと、「ほぶらきん」のDVDが発売されていた。1981年、新宿ロフトでのライブ。思わず、うおおと歓声をあげてしまったが、レコード屋でこうした気分を味わうのも久々のことだ。

 一瞬、もしかしたら現在のメンバーのインタビューなども入ってるのではないか、せめて副音声でも...と期待したものの、とくに特典映像などはなく、伝説は伝説のままなのだった。

 あるフロアでは、「ジョン・マクラフリンの甥」という人が、ミニライブというのか、聴衆を前にベースを演奏していた。すごいのかどうか、よくわからない。ほかに、今更ながらBoards Of CanadaのCDなどを購入。

 やっぱり、たまには足を運んでみるものか。インターネットでもいろいろなCDを試聴できるものの、あの空間で手書きのPOPなどを見ながら立って試聴するのとでは、まったく別のものだという気がする。
この店の風景もまた、いつかはノスタルジーとして語られるのか。または、すでにそうした言葉もあるか。

 HMVの上の青山ブックセンターはなくなっていた。東急本店近くにあった、わりと大きかった本屋も姿を消していた。どういうことなのか。どこか、別のところに集結しているのか。
遠く離れた山里で人知れず佇む書店群の風景を想いながら、パルコ地下の本屋へと降りていくのだった。