よし沼 ― 2005/05/24
私は今年三十になる。人世五十が通相場なら、まだ今日明日穴へ入ろうとも思わぬが、しかし未来は長いようでも短いものだ。過ぎ去って了えば実に呆気ない。そんな事を考えるうち、日記でも付けてみようかという気になった。
近頃はblogとか云って、何でもその者の経験した愚にも附かぬ事を、日記だか何だかわからない体で、だらだらと、牛の涎のように書くのが流行るそうだ。好い事が流行る。私も矢張り其で行く。 で、題は「よし沼」、書方は牛の涎。
しまった ― 2005/05/25
おなかがでてきちゃった。
もうすぐ夏なのに、どうしよう。
もうすぐ夏なのに、どうしよう。
儀式の効用 ― 2005/05/27
昨日は誕生日だった。
妻が、じゃーんと云いながら箱を開けると、ケーキの上に、おたんじょうびおめでとう(○○ちゃん)と書かれた砂糖菓子がのっていた。
箱の中にはろうそくも入っていて、三十歳の男の前に、三つの火が揺れることとなった。
それをふうっと吹き消しながら、そういえばおれ、こういうの初めてだったよなと気がついた。
そのせいかどうかわからないけれど、なぜだか今日が大晦日の夜であるような錯覚に陥った。
妻が、じゃーんと云いながら箱を開けると、ケーキの上に、おたんじょうびおめでとう(○○ちゃん)と書かれた砂糖菓子がのっていた。
箱の中にはろうそくも入っていて、三十歳の男の前に、三つの火が揺れることとなった。
それをふうっと吹き消しながら、そういえばおれ、こういうの初めてだったよなと気がついた。
そのせいかどうかわからないけれど、なぜだか今日が大晦日の夜であるような錯覚に陥った。
法事 ― 2005/05/28
妻の親戚の法事に参加。十三回忌とのこと。
帰りに放送博物館に寄る。
帰りに放送博物館に寄る。
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