タワー音泉2008/11/27

 少し前のこと。久々に渋谷のタワーレコードへ。アバンギャルドのコーナーに行くと、「ほぶらきん」のDVDが発売されていた。1981年、新宿ロフトでのライブ。思わず、うおおと歓声をあげてしまったが、レコード屋でこうした気分を味わうのも久々のことだ。

 一瞬、もしかしたら現在のメンバーのインタビューなども入ってるのではないか、せめて副音声でも...と期待したものの、とくに特典映像などはなく、伝説は伝説のままなのだった。

 あるフロアでは、「ジョン・マクラフリンの甥」という人が、ミニライブというのか、聴衆を前にベースを演奏していた。すごいのかどうか、よくわからない。ほかに、今更ながらBoards Of CanadaのCDなどを購入。

 やっぱり、たまには足を運んでみるものか。インターネットでもいろいろなCDを試聴できるものの、あの空間で手書きのPOPなどを見ながら立って試聴するのとでは、まったく別のものだという気がする。
この店の風景もまた、いつかはノスタルジーとして語られるのか。または、すでにそうした言葉もあるか。

 HMVの上の青山ブックセンターはなくなっていた。東急本店近くにあった、わりと大きかった本屋も姿を消していた。どういうことなのか。どこか、別のところに集結しているのか。
遠く離れた山里で人知れず佇む書店群の風景を想いながら、パルコ地下の本屋へと降りていくのだった。

高菜句会5@芭蕉記念館2008/11/30

 天気がよかった。散歩がてら川沿いに歩き、天空橋からモノレールで浜松町まで。
さらに地下鉄に乗り換え、清澄白河へ。「芭蕉記念館」で句会があるのだった。

 お借りした部屋は広く、木々の枯葉から漏れる光がゆらゆらと障子に映り、その美しさを眺めている内になんとなく現実感のようなものが希薄になり、いつにも増して、自分でもよくわからないことを喋っていたような気もする。

 会場の利用は句会のみに限られることもあり、場所柄もあって、ふだん利用する人もあるていど節度がある様に想像されるが、中にはひどい利用者もいるのではないか。
終わった後の会場が、ペンキやげろ、その他いろいろな汚物にまみれているような状態で、これがわれわれの句会です、と笑顔で語るような俳句結社がないとも限らない。

 我々の句会の参加者はみな節度あり、幸せな時間をともに過ごせて本当によかったと思うのだった。